第39回「草津よいとこ…」【草津ナウリゾートホテル奈良屋専務取締役・草津温泉らくご事務局長・草津温泉旅館組合・エージェント部会】

2011年1月15日 12:00 PM

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【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第39回】
 草津よいとこ1度はおいで♪はぁー、どっこいしょ。の歌で有名な天下の名湯、草津温泉でも旅行形態の変化を大きく受けています。
 観光協会をはじめ、旅館組合、商工会が一体となり草津温泉の新名物作りに街を挙げ5年程前からスタートいたしました。いかにお客様に喜んでいただける「おもてなし」ができるのか、街の再開発そのものをテーマに検討を重ねてまいりました。その結果昨年のプレDCから大きく2つのプロジェクトが始動し、現在は事業化が急がれています。
 その1つ目が「草津 温泉らくご」です。(社)落語芸術協会(会長 桂歌丸)の協力の基、湯もみショーで有名な湯畑前「熱の湯」で同協会所属の二ッ目の落語家を「湯あがり落ちつけ隊」と命名し365日、毎晩午後8時から公演。2010年は1万3千人のお客様に「笑いと温泉」で健康贅沢を提供いたしました。
 さらに、「落語家と歩く草津温泉街」〈湯処と饅頭屋巡り〉では、落語家がお客様と草津温泉街を散歩しながらガイドし、お客様から好評の声を多数ちょうだいいたしました。また、1周年の12月には桂歌丸会長も自ら草津においでいただき、「草津温泉特別寄席」を開催。収容人数600人強の音楽の森国際ホールは、約500人のお客様の笑いの渦で盛況に終了しました。
 2つ目は草津温泉の食の探求です。強酸性の源泉が街のあちこちから噴出しているため、農作物の収穫はかなり、厳しい土地柄です。そこで草津温泉から嬬恋、六合村の半径60キロメートル圏内での地産地消に考え方を変え、誕生したのが「草津味料理」です。草津味とうじうどんや桑の葉を粉砕し、すいとんにした「草津味鍋」などが開発され、お客様へご提供されております。また、草津周辺の野菜を使った「ベジタブルスイーツ」も完成しております。花豆のマカロンやロールケーキ、舞茸のプラリネなど都心では絶対に味わえないスイーツを提供しております。
 草津温泉では、来年のDC本番に向け地域の再活性化を主たるテーマとしプロジェクトを進める事により、商店街も天下の名湯草津温泉におごれず自助自立の精神で街の発展のため鋭意努力しております。
 ぜひ、草津よいとこ1度と言わず、2度、3度とお越しいただき、リフレッシュされていく街の移り変わりを肌で感じていただければ幸いです。

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