第26回「群馬DCを成功させるために」【安中市観光協会事務局長 濱口徹夫】

2010年10月2日 12:00 PM

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【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第26回】
 群馬デスティネーションキャンペーンをぜひ成功させたいと思います。
 私がデスティネーションキャンペーンに対して思うことは、県民一人ひとりが「あたりまえのことを、みんながあたりまえに行う」という姿勢で良いのではないかということです。安中市では、観光に来られるお客様に「おもてなしの心で」お迎えするという気持ちを大切にしています。その具体的な取り組みとして、ハード面では富岡製糸場方面とJR磯部駅を結ぶシャトルバスの運行を始め、利便性を図っています。
 また、デジタル観光案内板を富岡製糸場・JR安中駅・磯部駅・横川駅に設置し稼働しています。誰でも簡単に操作できる上、観光施設をはじめいろいろな情報をすぐに手にすることができると好評を得ています。
 一方、ソフト面では、デスティネーションキャンペーン期間中に日本全国から多くの観光客が本市を訪れ、市民の皆さんも県外からの皆さんと触れ合う機会が増えることが予想されることから、市観光協会では、日頃身近すぎて気づかない市内の観光地について、より理解を深めていただこうと市の観光パンフレットを市内の公共施設で配布し、興味のある方に呼び掛けを行いました。
 デスティネーションキャンペーンを一つの機会として、群馬県の持つ「自然」「文化」「歴史」を一人ひとりが学び知ることにより、県全体をPRすること、そして、県全体の観光浮揚のために「あたりまえのことをみんながあたりまえに行う」ことについて考えていただきたいと思います。経済不況と言われるなかで、一地域だけの発展だけでは全体の浮揚を図ることは不可能ですし、県民市民全員の参加が必要です。
 最後に、少し当市のPRをさせていただきます。
 安中市観光協会直営の鮎料理の店「磯部簗」は、来年6月25日より9月中旬まで営業を予定しています。開業47年目となる歴史ある施設です。デスティネーションキャンペーンの時期と重なります。ぜひお越し下さいませ。私も一人の観光従事者として「学んで己の無学を知る」なかで、智恵をしぼりながら「おもてなしの心」で観光に来られたお客様に「光を観て頂くよう」に接していかねばと思いを新たにする今日この頃です。

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