思い返すと、半年前の各種団体の新年会の席で、主催者や参加者などからよく聞かれたのは、「今年は群馬に追い風が吹いている」という言葉だった。
「Gメッセ群馬」の開業、4月から6月に大型観光キャンペーン「群馬DC」の開催、東京オリンピック・パラリンピックを控えているのだから当然だ。山本一太知事も「群馬県を全国へPRするまたとないチャンスの年」と期待していた。
だが、新型コロナウイルスにより風向きは一変。前に進めず、後ずさりするほどの向かい風となった。中でも群馬DC期間中に205万人の宿泊、入込客数1775万人を見込んでいた観光業への打撃は深刻だ。
それでも、登録宿泊施設に1泊した県民に5000円をキャッシュバックする県の「愛郷ぐんまプロジェクト」が、・・・続きはこちらから
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