17年に東名高速で起きた「あおり運転」をきっかけとした事故などを受け、全国有数の〝マイカー県〟である県内でも、ドライブレコーダー(ドラレコ)の需要が急増している。カー用品店では、事件前に比べ販売数が2倍に伸びているほか、メーカーでも生産が追い付いていない状況。あおり運転のほか、高齢ドライバーの操作ミスによる事故などが社会問題化しており、シートベルトやエアバッグ同様、自衛手段としてドラレコはドライバーにとって必須アイテムとなりそうだ。活況にある県内のドラレコ関連企業や県警に動向を聞いた。
○販売店 オートアールズ(埼玉県本庄市)では、17年の東名高速でのあおり運転事故報道後、販売が急激に伸びているという。事故報道以前の16年ドラレコの販売実績は約9000台で、17年には約1・5倍の1万4000台、昨年18年は約2倍の1万9000台の販売実績となった。
現在の売れ筋は、前後2カメラタイプのもので、購入平均単価は1万7000円だという。
今後は自動車メーカーの純正化の動きにより、市場も変化していくとみている。
○メーカー ドラレコを製造するワーテックス(桐生市堤町)では、昨年から・・・続きはこちらから
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