第53回「駅から駅までゆったり『湯ぶらり』」【水上地区DC対策委員会みなかみ町観光協会副理事 さんすい森のリゾート代表取締役 ラ・ビエール店主 山田直彦】

2011年4月23日 12:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第53回】
 みなかみ町水上地区(旧・水上町)の中心街「湯原温泉街」は、かつて団体旅行でもてはやされた「街」です。当時はお客様同士の肩がぶつかり合って喧嘩になるほどにぎやかだったそうです。その後、上越新幹線、関越自動車道の開通、温泉ブーム、バブル経済など外的要因によって、その恩恵を受ける形でお客様が増えてきました。
 温泉街の商店も開けておけば、黙っていてもお客様が入ってくる、そんな恵まれた状況でした。しかしバブル経済崩壊を期にその勢いは止まり、時代の様々な変化に取り残された街は、お客様の数が年々減り続けて空き店舗も目立つようになり、ひどく寂れてしまいました。
 そのような状況の中、今回の群馬DC(デスティネーションキャンペーン)は温泉街再生の大きなチャンスになると期待しています。
 温泉街の商店をまとめる湯原温泉街振興会では、水上駅前の鹿野沢振興会と協力して、水上駅から温泉街の中にある「まちの駅 ふれあい交流館」、そして南端にある「道の駅 水紀行館」を結ぶ地域をお客様にゆったり歩いて楽しんでいただこうと、「駅から駅まで湯ぶらりスタンプラリー」を企画しました。これは街の飲食店やみやげ店、遊技場、そして旅館での日帰り入浴をお客様にご利用いただき、その際に各々で提供する特典が楽しめ、スタンプを集めて巡るという、いたってシンプルな内容ではありますが、この企画が街で商売を営む方々にとって、群馬DCへの参加意識と、経営意欲を高めてもらうきっかけとなり、そして何より地域の一体感、連帯感につながればと考えています。
 昨年7月~9月に実施されたプレ群馬DCでは、56店の参加がありました。今年のDC本番では、さらに谷川温泉地区までエリアを広げ、その地域を巡回するシャトルバスやシャンシャン馬車、レンタサイクル等を活用することで企画の魅力をさらに高め、訪れたお客様により楽しんでいただければと思います。
 今年は上越線開通80周年の年。昨年同様にSL列車も走ります。温泉街では旅館の女将さん達が進めている「スイーツめぐり」や「温泉通り音楽散歩」等も実施されます。様々な企画を組み合わせることで、たくさんのお客様にお越しいただき、にぎわいを取り戻して温泉街の再生を目指せれば幸いです。

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