第48回「区民と村民 交流の場」【世田谷川場ふるさと公社営業課長 鴨志田仁】

2011年3月19日 12:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第48回】
 世田谷区民健康村は、関越自動車道沼田ICから約10分の川場村にあります。武尊山の南麓に広がる村には山から幾筋もの清流が流れてたんぼを潤し、畑では様々な農作物が作られる田園風景があります。春にはリンゴの花が咲き、夏には様々な野菜が作られる畑が広がります。そして秋には黄金色の稲穂と真っ赤なりんごが人々を迎えます。
 この田園を舞台に、健康村では村の普段の生活や仕事を素材にした農林業体験ができる様々な企画を行っています。たとえば季節ごとに様々に表情を変える野山や里の様子を楽しむ自然散策や村めぐり、夏の夜のホタル見物など気軽に参加できるミニイベントに始まり、りんごの木を借りて花摘みと収穫を楽しむレンタアップル、田植えや草刈り、稲刈りを地元の農家の方と一緒に楽しめる棚田オーナー制度などがあります。また、山の手入れをし、草地を保全しながらいろいろな知識を学んだり技術を習得できる里山塾なども行っています。これらの企画では村の人もインストラクターやガイドとなり、時には酒を酌み交わしながらいろいろな話や知恵に触れる機会もあります。参加した人はその人柄にふれ、村の生活や知恵、習慣、文化に出会いながらさまざまな川場村の魅力に惹(ひ)かれていきます。
 健康村は世田谷区民と川場村民による都市農村交流の施設として造られ、それぞれ100名以上が宿泊できる2つの施設を中心に運営されています。施設の利用では週末や学校の夏休み、冬休み、春休みなどを中心に区民の方が過ごし、一方で5~6月と9~10月の4カ月間の平日は区立小学校5年生の移動教室(林間学校)の場所として利用されています。開設以来多くの区民の方に利用いただき、これまでに延べ160万人以上の方々が訪れています。私たち健康村の運営スタッフは、区民と村民が交流を進める中で川場村が世田谷区民のふるさととなり、互いに力をあわせて一緒に村づくりにつながる取り組みを進めています。

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