第41回「群馬DCの移動は、快適で割安なタクシーで」【高崎地区ハイヤー協議会会長吉本賢二】

2011年1月29日 12:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第41回】
 今年7月から9月に開催される群馬DCに備え、自治体及び観光関係者の皆様は、受け入れ準備を進めているところと思います。我々タクシー業界においても、観光関係者と連携して準備を進めているところです。
 群馬県は自動車所有率日本一であることから、公共交通が必ずしも整っているとは言えません。さらに、来訪者はオンデマンドで目的地までスムーズに移動できることを望んでいるため、群馬DCの大きな課題の一つが2次、3次交通だと思っています。このような状況の中で、タクシー業界の役割は、主要駅からの2次、3次交通の整備と利用者を快適に目的地まで送り届けることと思います。
 高崎市は市町村合併によって魅力ある観光地が増え、観光においても大きな可能性を秘めています。しかし、観光客のニーズの多様化、本物志向、旅行形態の変化により、高崎市域だけで観光を完結することはできません。幸い、高崎市近隣には有名温泉地があり、県全域では、歴史、自然、文化等誇れる観光素材がたくさんあります。これらが上手く連携して受け入れ態勢を創れれば、さらなる誘客につながっていくものと思います。そして、タクシーはこれらの観光地をつなぐ橋渡しだと思っています。
 高崎駅構内ハイヤー組合では、09年4月1日に、高崎駅から観光地へつなぐ2次交通の整備として、観光タクシー「駅から観タクン」を始め、好評をいただいています。
 そして、群馬県全体の2次、3次交通の整備として、高崎市、渋川市、中之条町の各自治体、観光協会、タクシー事業者、JR東日本高崎支社の協力の下、観光地への移動手段の一つとして、観光タクシーによるネットワーク構築を図り、その第一弾として、ちいさな周遊を楽しむタクシー「ちいタク」が「高崎駅・伊香保温泉間」、「伊香保温泉・四万温泉間」の4ルート8コースにより定額ルート別観光タクシーとして事業開始されました。特徴は、タクシードライバーに直接申し込み、割引料金(8800円)で観光しながら目的地までいくことができ、タクシーを乗り継ぐことで次の観光地まで観光しながら移動できる全国でもユニークな取り組みです。今後、実績を作り群馬県全体にネットワークを構築することで、県内の各々の観光地が結ばれることになり、観光客の利便性の向上と選択肢の一つとして利用していただきたいと考えています。
 最後に、高崎駅は、群馬県の玄関口として、DC期間中はより多くの方が訪れることと思います。そのため、ドライバーを対象におもてなしの研修を実施し、受け入れ態勢の準備を進めています。そして、多くの観光客に高崎駅からの観光や移動手段として、手軽でお得な観光タクシーで、群馬県を充分に満喫していただき、再度訪れていただけることを願っています。

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