【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第38回】
たんばらスキーパークに勤めて22年目。玉原にスキー場が出来たとき、「観光」のことなど何も意識せずアルバイトとして働き始め、ある時を契機に正社員として勤務することになり現在に至っています。
自分にとっては、観光業に身を置くことになっても、沼田を売り込む資源として「たんばら」を意識することはできませんでした。しかし、来場者の多くが県外から来て頂いている事実は、自分にとって意識しないわけにいかない問題となってきました。
現場の売店担当を長く経験、今はレストラン。考えることは、何を出したらお客様がそれを喜んで買っていってもらえるのか…。何を特徴に訴えたらいいのかということです。しかし、玉原に勤めて沼田の、玉原の良さや特徴を理解する事ができたように思います。
今は、レストランで常に地産地消を意識しながら、お客様へ玉原ならではの感動創造を心がけています。群馬・沼田・玉原を意識する中、食事の提供は重要と思っています。料理長を中心に地産地消を考えできたメニューは、この夏、「美味しい肉フェアー」と題して、2年目の麦豚・赤城牛を使ったバーガーやカツサンドを紹介しました。これは非常によい結果を残し、お客様に受け入れられました。もっともっとアピールしても良い、自慢できる料理なのだと思っています。ですからこの冬は自信を持って、地産地消のメニューを提供しようと思っています。
また、別の目線から玉原の魅力や特徴を配信する「たんばら女子部」が発足し10名の部員が在籍し活動を開始しています。その中でも積極的に地産地消をアピールしようと思っています。
玉原はこんなにも近いのに、その環境は軽井沢以上に冷涼です。ですから夏は涼しく、冬はスキーに絶好な土地柄です。
玉原に、来ていただくお客様には、ぜひこのすばらしい気候の中で、美味しい群馬の食材で作ったメニューを食べていただきたい。そのためには今回のDCに期待し、それに関わるメニューの提供を心がけようと思っています。
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