第33回「視神経の疲れには猿ケ京のお願しょめぐりを」【猿ケ京温泉魅力向上委員会委員長 持谷明宏】

2010年11月20日 12:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第33回】
 インターネットの発明でパソコンの前に座る仕事が主流となった昨今、視神経の疲れから体の不調を訴える諸氏が増加中と聞く。その場合、猿ヶ京の目の薬師さまに参ろう。かすみ目、近眼、老眼、そして何より疲れ目に効くと言われるが、くれぐれも個人差があるのでその点留意されたい。
 目の薬師様は猿ヶ京に伝わるお願しょ(パワースポット)の一つで、国道から分かれた民宿通り沿いの民家のかたわらに立つ小屋の中に鎮座している。この通りは江戸の時代に日本橋から高崎までは中山道、高崎から分かれて北上、最大の難所国境の三国峠を越えて越後の出雲崎まで至る三国街道に当たっている。言わば江戸と北陸を結ぶメインロードであった訳だが、上は大名や武士、下は佐渡送りの罪人まで、さまざまな階級が行き来してにぎやかだったらしい。それら旅人を見守った石仏や石宮が今に残る猿ヶ京のお願しょとなって現代人の様々な体の痛みや悩みに応えて活躍している。
 メタボリック症候群の克服や美肌願望の諸氏にはいぼとり地蔵、耳だれ耳鳴りには耳だれ地蔵、浮気封じや合格祈願まで面倒を見てもらえる願い事の総合病院の体をなしている。他にも今話題のパワースポットとして温泉街から離れた山林に位置する縁結びの滝やら、赤谷川沿いのカッパ広場にあり河童の秘薬の民話にちなむ、カッパ地蔵のファミリーもお願しょに含まれている。
 これらのお願しょめぐりは、まんてん星の湯などで猿ヶ京温泉ガイドなるマップを入手され、徒歩あるいは電動補助付自転車をレンタルして、天気の良い日に回られることをおすすめしたい。詳しい解説を聞きながら回るには地元のガイドも有料で前日までに予約することができる。
 来年7月から9月の群馬DC(デスティネーションキャンペーン)期間中には民宿通りのいちむ茶屋で冷たい麦茶や奇麗なトイレを利用できるサービスが行われる。また期間中の温泉祭を除く毎週土曜日に国道沿いの関所資料館で民話の夜語りを無料で聞くことも可能だ。
 デスクワークでお疲れの諸氏、もともと大地の裂け目から温泉が沸き出でるパワースポットに位置する猿ヶ京を訪れ、温泉とお願しょのパワーを吸収して行かれることをDC期間にかかわらずおすすめしたい。

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