第29回「自然の癒し感じる場所」【北軽井沢観光協会理事 福嶋誠】

2010年10月23日 12:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第29回】
 北軽井沢観光協会は発足以来、61年の歴史をもつNPO団体で、観光事業者を中心に地域のボランティアによって支えられています。協会では、地域美化運動などの日常的活動のほか、毎年2月(第2土曜日)に開催される「北軽井沢炎のまつり」、7月(第2日曜日)の「北軽井沢マラソン大会」、8月14日の「北軽井沢高原まつり」と、当地を代表する3大イベントを主催しています。
 北軽井沢は群馬県、軽井沢は長野県にあります。標高2569メートルの浅間山を中心に、南麓が軽井沢であり、北麓が北軽井沢です。リゾート地としての開発は、草軽電鉄の敷設北伸と軌を一にしており、軽井沢のリゾート開発に遅れること10年で、リゾート地北軽井沢の原型が描かれています。
 大正デモクラシーを思い起こさせる一匡邑(むら)や法政大学村などの文化人の別荘地、廃線となった草軽電鉄の唯一現存する駅舎を活かし、電車の実物大模型をモニュメントとして復元するなど、ロマン薫る高原リゾートの落ち着いた雰囲気を大切にしています。
 北軽井沢といえば浅間山北麓に広がる雄大なロケーションも忘れてはなりません。本州最大のAランク火山である浅間山を紹介した火山博物館は、天明3年(1783)の大噴火の名残をとどめる「鬼押出し」にあります。軽井沢町に隣接する浅間牧場は、戦後日本映画の最大のロケ地であり、浅間火山レース(日本初のオートバイレース)による日本モータリゼーション復興の原点となった場所でもあります。高崎市との境にある二度上峠から見る浅間山の夕景、長野原町最大の滝といわれる浅間大滝と、新緑や紅葉が映える隣接の魚返しの滝など、自然の癒しを感じる場所も豊富です。
 乳牛を中心とした県内有数の酪農業、トウモロコシ・キャベツ・トマト・花豆などの新鮮な高原野菜の栽培も盛んで、食の楽しみも北軽井沢の魅力のひとつです。
 群馬DC(デスティネーションキャンペーン)のテーマである「わくわく 体験 新発見」をよりいっそうアピールできるように、地域資源の見直し・発見、再構築などを図りたいと思います。

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