第3回「天神平で星を見たことがありますか?」【谷川岳ロープウェー谷川事務所長 宇佐美正春】

2010年4月15日 5:00 PM

【成功させよう「群馬デスティネーションキャンペーン」第3回】
 初めて降り立った沼田駅の跨線橋から仰ぎ見た双耳峰に圧倒されたあの日から早一年。赴任してから2回目の春を迎え、四季を通じてみせる表情豊かな谷川岳や、利根川源流の豊かな自然を満喫できるみなかみ町の素晴らしさを目の当たりにして、改めてこの地に来ることができたことを喜んでいます。
 さて、平成23年に実施されるデスティネーションキャンペーン(DC)をきっかけとして谷川岳周辺を紹介する素材を探っていた頃、JR水上駅長との「天神平で星を見るのもいいよね」というなにげない会話にハッとひらめき、すぐに夜の天神平に立ったところ、想像していた通りに辺り一面は山特有の深い暗闇が広がり、満天の星が輝いていました。
 その後、谷川岳山岳資料館の八木原館長に山と星に詳しい前利根教育事務所社会教育主事の星野耕史さんを紹介していただき、星の鑑賞会の実施に向け案を練っていきましたが、活動をしていくうちに、みなかみ町、町観光協会、なかでも町商工会山田氏の絶大なるご理解とご協力があり、この鑑賞会をみなかみ町の関係者全体で取り組もうということから、3月4日に谷川岳天神平「星の鑑賞会」実行委員会が設立されました。構成団体としては、上記のほか、水上町旅館協同組合、水上ペンション・民宿連合会、群馬県山岳連盟、水上山岳会、みなかみ町山岳ガイド協会、水上観光ガイド協会、谷川岳登山・環境研究会の各団体、顧問としてJR水上駅長、企画運営協力として群馬県教育委員会事務局利根教育事務所にお願いするなど、多くの地元の方々に関わっていただくことになりました。
 この実行委員会では、谷川岳を擁するみなかみ町の関係者が一体となってこの地を訪れるお客様をおもてなしすること、この鑑賞会のために育成するボランティアガイドをみなかみ町の関係者が携わることにより各々が谷川岳やみなかみ町をより深く理解すること、さらにはこの催し物が一過性ではなく、この組織づくりによってDC終了後も新たな取り組みにつなげることができることを目標にしています。
 現在、参加団体に所属する方からボランティアガイド候補者を募集中で、決定後は、ぐんま天文台、沼田文化会館、天神平等で計6回の育成研修を実施したのち、8月12日から10月2日まで計21回実施される星の鑑賞会で、ボランティアガイド「星空案内人」を演じていただくことになっています。
 この鑑賞会により、より多くのお客様が谷川岳さらにはみなかみ町各地を訪れてくれるきっかけになることを期待しています。

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