色の変化で品質管理【FCM】

2020年8月20日 10:00 AM

変化前と変化後のサーモトラッカー


 色素材料を用いた製品の開発・製造などを手掛けるフューチャーカラーマテリアルズ(前橋市千代田町、鈴木希社長)はこのほど、本社を千葉県柏市から前橋市創業センター(千代田町)内に移転した。開発中の温度検知ゲル「サーモトラッカー」を年内にも発売する計画だ。
 前所在地は都心からのアクセスがよく打ち合わせや会議の利便性が高い場所だった。しかし新型コロナウイルス感染症の影響で対面での打ち合わせが減少し、オンラインでの打ち合わせが主流となった。そのころ、前橋市創業センターに空室があると聞き、鈴木社長が生まれ育った群馬への移転を決めた。
 同社は温度検知ゲル「サーモトラッカー」の開発・製造を行っている。同商品は温度変化により色を変える特殊な色素をナノサイズまで微細化し、高分子ゲルに分散させたもの。±0~+10度では青、+10~+15度では紫、+15~+20度では赤へと色が変化する。一度色が変化すると低温時の色には戻らない不可逆性が特徴。同社では従来取り扱いの難しかった同色素をナノサイズで合成し、ゲル中に安定的に分散させる技術で特許を取得している。
 野菜や医薬品など、一定の温度を上回ると著しく品質の変化する商品と同封することで、梱包(こんぽう)から開封までの温度状態を低コストで容易に確認することができる。・・・続きはこちらから

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