理工系人材の需要変化−−県内2大学が学科再編へ

2020年7月16日 9:00 AM

今後はより多くの学生が専門教育を選択できる(前橋工科大学)


 理工系人材といえば「専門分野のプロフェッショナル」という印象が強いが、社会での需要や実態はその限りではない。情報技術の発達に伴い、専門分野のプロとしてだけでなく、理工系分野に関する広範な知識を備え、リーダーであることを求められる機会が増加。文部科学省からも理工系人材育成戦略の一環として「高度な研究・技術開発力、独創力、俯瞰(ふかん)力に優れたプロフェッショナル、リーダーを育成」することに重点を置くと発表されている。この影響は県内にも表れており、群馬大学が21年4月に向けて工学部の再編と情報学部の新設を発表(設置申請中)。前橋工科大学でも22年4月に向けて理工学科の再編を発表(設置構想中)。両校ともに分野横断的な教育を強化し、多様化・複雑化する社会の課題を解決する人材の育成を目的としている。県内企業からも「多面的に問題へ取り組める力を期待している」など、今後の理工系人材に期待する声が聞かれる。
 −工学部6学科を2学群に〈群馬大学〉※本紙では図で説明
 群馬大学(平塚浩士学長)では21年4月から文理融合の新学部として「情報学部(仮称)」の設置と、理工学部の「5学科」から「2類」への統合を構想している(図1)。
 情報学部では四つのプログラムを提供し、文理横断型の教育を可能とする。
 社会の課題が文系と理系の区別なく、高度化・複合化する中、科学技術と人間社会の調和が求められる持続可能社会の実現に向けて、人文科学・社会科学・自然科学の知識を有する人材の育成を目指す。
 理工学部物質・環境類では・・・続きはこちらから

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