新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック・パラリンピックの延期が正式に決まった。開幕は21年7月23日の予定。南スーダン選手の合宿を受け入れている前橋市は今後の方針を発表。また、ホテルや警備会社でも影響が出ている。一方、チケットを入手した県民からは中止ではなく延期となったことを喜ぶ意見や戸惑いの声が上がった。
ホテルメトロポリタン高崎(高崎市八島町)では、東京オリンピック・パラリンピック代表選手の事前合宿での宿泊予定があったが、全てキャンセルになったという。
同ホテルでは高崎市がホストタウンになっているポーランド・ウズベキスタンの各代表選手の事前合宿、またソフトボール日本代表選手の宿泊受け入れが決定していたものの、高崎市からキャンセルの連絡を受けた。
担当者は「オリンピック・パラリンピックに関して代表選手のキャンセルなどで損失はあったが、選手以外からの影響は現時点では受けていない」と話している。
前橋市内のホテルでも、ホストタウンとなる自治体を通じ、南スーダン・コロンビア・ハンガリー・ベラルーシ・スリランカの5カ国の選手団、関係者の予約が入っていたが、すべてキャンセルとなった。
また、大会の開催により、一般客の利用の増加も見込んでいたが、・・・続きはこちらから
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