特殊鋳鋼や大物鋳鋼などを手掛ける昭和電気鋳鋼(高崎市倉賀野町、手塚加津子社長)は、タブレットやWi−Fiを利用したクラウド管理で、テクノロジーを利用した事業変革を意味する「デジタルトランスフォーメーション」の製造現場づくりを進めている。
同社は1939年創業で、鋳造によって製品を製造する鋳鋼を手掛けている。特に建機の足回りなどに使用する低合金において高い技術力を有しており、生産量は常に全国の鋳鋼業者66社中上位10位以内となっている。
一つのものを造り上げるのに約30日かかり1日に300から400ほどの鋳物を製造する同社は、作業管理などを明確にするために、IoTにかかわるアセスメントや営業コンサルティングなどを提供するスマーティエ(高崎市上和田町、茂原俊雄社長)の支援を受け、19年5月からデジタルトランスフォーメーションの現場づくりに着手した。
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