建設用の火薬や土木資機材などを取り扱う新宇商店(みどり市大間々町桐原、新井規夫社長)は、敷地内の土蔵で80年以上保管された陶磁器を展示販売する常設施設「蔵人新宇(クラート・アラウ)」(みどり市大間々町大間々1050)の開業準備を進めている。
新井社長によると新井家の敷地内(約3000平方メートル)には明治から昭和初期までの土蔵が5棟あり、膨大な数の陶磁器が保管されている。祖父の宇四郎さんが昭和初期まで陶器店を営んでいたが、父の敏夫さんが戦後に火薬商として成功したため、当時仕入れた陶磁器がそのままの状態で残っているという。
約3年前に土蔵の壁に穴が開くなど、老朽化により倒壊寸前となった。土蔵全てを壊すか保全するかで検討した結果、歴史ある建物や資源を生かし地域貢献に役立てようと改修することを決めた。
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