
シンプルですっきりとしたCLT工法
注文住宅などの施工、販売を手掛ける寺島製材所(渋川市北橘町下箱田、寺島順一社長)は、現在のショールーム兼事務所の隣に全面CLT工法を採用した、顧客との打ち合わせスペースを建設している。
CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料。厚みのある大きな合板で、家具などにも使用されている。95年頃からオーストリアを中心に広まり、現在では、イギリス、イタリア、スイスなどのヨーロッパ各国でもさまざまな建築物に利用されているほか、アメリカ、カナダなどでも高層建築が建てられるなど、普及が進んでいる。
断熱性に優れ、大判のパネルとして利用することで、高い耐震性を確保することができ、施工もシンプルで工期短縮、人件費削減などのメリットがある。
打ち合わせスペースは2階建て、延べ床面積約95平方メートル。同時に・・・続きはこちらから
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