県はこのほど、16年の群馬県地価調査結果の概要を発表した。それによると、全用途の平均変動率(対前年)は0・9%マイナスとなった。93年に下落に転じてから、24年連続の下落となったが、県内景気の緩やかな回復を背景に、5年連続で下落率は縮小。住宅地は高崎市と伊勢崎市でプラス地点が前年より増加したほか、前橋市と太田市は前年と同数のプラス地点数を維持。一方、商業地は、高崎駅東口付近をはじめとする再開発の進展などからプラス地点が前年より増加。太田市でも駅南口の再開発で引き続き、需要は安定的に推移している。
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